2010年10月15日
[ 国内知財情報 ]
平成22年度(予備費事業)戦略的基盤技術高度化支援事業の公募についてのお知らせ
経済産業省中小企業庁では、中小企業のものづくり基盤技術(鋳造、鍛造、切削加工、めっき等)に資する研究開発から試作段階までの取組を促進することにより、製造業の国際競争力の強化と新たな事業の創出を図ることを目的として、「戦略的基盤技術高度化支援事業」の公募を以下のとおり行っております。
戦略的基盤技術高度化支援事業は、ものづくり基盤技術の高度化に向けて、中小企業者が川下企業や研究機関等と協力して行う研究開発を支援する事業で、特定の20分野※1において、技術の向上につながる研究開発から試作までの取り組みを支援することを目的とする事業です。
※1:特定20分野(特定ものづくり基盤技術)とは
組込みソフトウェア、金型、電子部品・デバイスの実装、プラスチック成形加工、粉末冶金、溶射、鍛造、動力伝達、部材の結合、鋳造、金属プレス加工、位置決め、切削加工、織染加工、高機能化学合成、熱処理、溶接、めっき、発酵、真空の維持
★詳細はこちらをご覧ください。
主な公募概要は以下の通りです。
■対象応募者
中小企業を中心として、事業管理機関・研究実施機関等を含む共同体
■委託対象となる経費
研究の遂行に必要となる機械装置費等
■研究開発期間
原則平成23年3月31日まで
■研究開発規模
上限1億円
■公募期間
平成22年10月6日(水) ~ 平成22年11月5日(金)
尚、今回に公募は予備費事業であり、本年度の限定的事業です。公募期間に間に合わない可能性がありますが、戦略的基盤技術高度化支援事業は基本的に毎年行われています。
平成22年度に行われた公募概要は以下の通りです。
・3月上旬から公募開始
・研究開発期間 3年以内、
・研究開発規模 初年度4,500万円以内
・2年度目、初年度の2/3以内
・3年度目、初年度の1/2以内
公募内容、共同体等についてご質問があれば森岡までご連絡下さい。
特定分野の詳細な説明、共同体結成に対する支援(大学、公設試験所のご紹介)、申請書作成の支援等、できるだけ具体的な情報提供、ご協力をさせて頂きます。
弁理士 森岡裕充