2009年3月16日
[ 国内知財情報 ]
特許出願技術動向の調査の活用
特許庁のHPの「研究開発支援」の項目中に、「特許出願技術動向の調査」が掲載されています。
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この「特許出願技術動向の調査」は、ライフサイエンス、情報通信、環境、ナノテクノロジー・材料、エネルギー、ものづくり(製造技術)、社会基盤、フロンティアの8分野において、「特許出願動向」を分析するとともに、それをふまえた政策動向や市場動向、研究開発動向などにも言及するものです。
この調査は、上記のように豊富な内容を含んでいますので、企業や大学等における研究開発テーマや技術開発の方向性を決定する上で有用な資料となり得ます。また、パテントマップ作成などにも利用できます。
上記8分野の調査報告書の具体的な事例を紹介します。
【ライフサイエンス】
・バイオセンサ-酵素・微生物を利用した電気化学計測-
・幹細胞関連技術
【情報通信】
・カラオケ関連技術
・電子ゲーム(12年度更新)
・バイオメトリック照合の入力・認識
【環境】
・ディーゼルエンジンの有害排出物質の低減技術
・ヒートアイランド対策技術-緑化技術と機能性舗装-
【ナノテクノロジー・材料】
・ナノテクノロジーの応用-カーボンナノチューブ、光半導体、走査型プローブ顕微鏡-(13年度更新)
・光触媒
【エネルギー】
・メタンハイドレート
・燃料電池(12年度更新)
【ものづくり(製造技術)】
・半導体の機械加工技術
・ロボット(13年度更新)
【社会基盤】18年度
・警報システム
【フロンティア】13年度
・航空機(民需用)
弁理士 毛利大介