2009年10月14日
[ 国内知財情報 ]
特許等の出願費用に対する資金的支援制度の紹介(第2回目)
特許庁へ支払う出願手数料、出願書類の作成等に関する弁理士費用など、特許等の出願手続の際に必要となる資金について、自治体等の機関が支援する、という支援制度があります。
今回は、『第2回目』として、下記の4つの支援制度を紹介します。各制度の詳細について、ご質問等がございましたら、当法人または各実施機関へお尋ねください。
(1)「静岡県 SIBA海外市場開拓支援補助金」
(社)静岡県国際経済振興会(SIBA)が実施している制度であり、静岡県内の中小企業者を対象に、外国特許出願の出願手数料、弁理士費用、翻訳料等の一部を補助する制度です。
(2)「岐阜県 中小企業技術開発促進事業費補助金」
岐阜県が実施している制度であり、岐阜県内の中小企業者等を対象に、新技術・新製品の研究開発事業に要する経費(原材料費、機械装置費等)の一部として、産業財産権取得費(国内/外国特許出願の弁理士費用、翻訳料等)を補助する制度です。
(3)「三重県 外国出願支援制度」
三重県が実施している制度であり、三重県内の中小企業者等を対象に、外国出願(特許/意匠/商標)の出願手数料、弁理士費用、翻訳料等の一部を補助する制度です。
(4)「東京都 外国特許出願費用助成事業」
東京都が実施している制度であり、東京都内の中小企業者等を対象に、外国特許出願の出願手数料、弁理士費用、翻訳料等の一部を補助する制度です。
担当 三木岳