2014年8月18日
[ お知らせ ]
横浜市でのセミナー(開催済み)の報告 『医療機器で活かせる技術』
この度、横浜企業経営支援財団主催 第2回医療機器ビジネス参入促進セミナー「医療機器で活かせる技術」(平成26年8月6日開催)にて、当法人の山越淳(弁理士)が、『知財と薬事から見た技術戦略』というテーマで講演を行いました。
主催:横浜企業経営支援財団
場所:SBI大学院大学 会議室(横浜メディア・ビジネスセンター6階)
日時:平成26年8月6日 14:00~16:30
講演(1):テーマ:「医療で求められる“ものづくり技術”」
講演者:(独)産業技術総合研究所 ヒューマンライフテクノロジー部門
副研究部門長 鎮西 清行 氏
講演(2):テーマ:「知財と薬事から見た技術戦略」
講演者:名古屋国際特許業務法人 山越 淳
講演(3):テーマ:「自社の技術を活かした参入事例」
講演者:二九精密工業株式会社 代表取締役社長 二九 良三 氏
医療機器にはたくさんの要素技術が活用されています。医療機器業界へ参入するにはそれらの技術を知り、自社の保有している技術を活かすことが効果的です。
今回のセミナーでは、当法人の山越淳(弁理士)が、知財および薬事の観点から見た医療機器産業に参入する際の技術戦略について講演を行いました。
特許法をはじめとする知的財産権と、医療機器の規制を行う薬事法はいずれも異なる法律で一見関係がないように見受けられますが、医療機器の製造、開発を行う上で大切な法律です。本講演では医療機器を取り扱う企業にて薬事法に関する手続きの経験もある山越が、医療機器の開発にあたって留意すべき特許法の規定の説明や、薬事法と特許法の対比説明を行い、医療機器産業に参入するためにはどのような点を戦略的に考慮する必要があるかを説明いたしました。さらに「薬事法、特許法を考慮した医療機器の開発」と題して、薬事法に詳しい弁理士ならではの観点から、「想定されるビジネス上のリスク、問題」「医療機器の開発、製造、販売に当たって留意すべき事項」に関してノウハウをご説明いたしました。
質疑応答の時間では様々な質問が活発になされ、受講者の関心の高さが伺えました。受講者の皆さんが熱心に話に耳を傾け、活発に質疑をする姿から、医療機器産業への関心の高さを改めて伺う事ができました。
※セミナーにて使用したテキスト等をご希望の方は、【『知財と薬事から見た技術戦略』のテキスト希望】の旨と、【貴社名、および担当者名】をご記載のうえ、当方宛にご連絡ください。