2019年7月11日
[ 商標・意匠情報 ]
平成30年度 意匠出願動向調査 -医療用及び実験用器具- のご案内
特許庁では、例年、特許に加えて意匠・商標について出願動向調査を行っています。この動向調査では、意匠・商標の出願動向に加えて、経済・産業の進展状況・方向性等の調査・分析を行い、その調査結果を報告書として公開しています。なお、この動向調査は、国内外の出願動向の調査であるマクロ調査の他、年毎に定められた特定の技術分野の具体的な調査も行われ、報告書が作成、公開されています。
意匠・商標出願動向調査
https://www.jpo.go.jp/resources/report/gidou-houkoku/isyou_syouhyou-houkoku.html
昨年度(平成30年度)は、医療機器(医療用及び実験用器具)が調査対象として選定され、その調査が行われ、現在、その報告書が特許庁のホームページにて公開されています。
平成30年度 意匠出願動向調査 -医療用及び実験用器具-
https://www.jpo.go.jp/resources/report/gidou-houkoku/document/isyou_syouhyou-houkoku/30isho_iryo.pdf
報告書の内容は、各国の出願動向の他、医療機器産業の全体的な市場動向や、各国の医療機器の規制に関する情報、さらには企業へのヒアリングの内容なども掲載されており、医療機器産業にて業務を行っている企業やこれから参入を検討している企業の参考になる様な情報が多く含まれています。
なお、この調査には当法人の弁理士である山越も委員として参加させて頂いており、知財の観点や規制法の観点からも意見を述べさせて頂いております。
意匠に限らず様々な情報が含まれているため、医療機器産業に関心のある企業様は一度御確認頂けるとよいのではないかと思われます。