2010年9月30日
[ 海外知財情報 ]
日本-スペイン間の特許審査ハイウェイ試行プログラムが2010年10月1日より実施されます
日本-スペイン間の特許審査ハイウェイ試行プログラムが2010年10月1日より実施されることとなりました。
2010年9月3日にマドリッドで開催された日スペイン特許庁長官会合での合意を受けたものです。
これにより、特許審査ハイウェイを利用できる国及び地域の数は13となりました。
なお、日本-スペイン間の特許審査ハイウェイ試行プログラムでは、PCT出願における国際段階成果物に基づく申請も可能であるとのことです。
詳細なガイドラインは今後出される予定ですが、具体的には、国際段階の見解書(WO/ISA、WO/IPEA)や国際予備審査報告(IPER)を利用可能となり、それらにおいて特許性有りとの見解が示されていれば特許審査ハイウェイの申請が可能になると思われます。
特許庁HP「特許審査ハイウェイ」もご参照ください。
■特許審査ハイウェイについて(特許庁HP)
弁理士 岩田誠