2014年12月25日
[ 東京支店情報 ]
浜松市でのセミナー(開催済み)の報告 『医療機器開発における知的財産権と薬事法(医薬品医療機器等法)』
この度、浜松医科大学 産学官共同研究センター 主催 「医療機器開発における知的財産権と薬事法」にて、当法人の山越淳(弁理士)が、『医療機器開発における知的財産権と薬事法(医薬品医療機器等法)』というテーマで講演を行いました。
主催:浜松医科大学 産学官共同研究センター 知財活用推進本部
場所:アクトシティ浜松 コングレスセンター
日時:平成26年12月15日 午後5時~午後6時
本セミナーは、浜松医科大学 [H26年度厚生労働省国産医療機器創出促進基盤整備等事業] 及び、はままつ次世代光・健康医療産業創出拠点 [JST地域産学官共同研究拠点整備事業]の一とし、浜松医科大学 産学官共同研究センターが「はままつ医工連携拠点」と連携して行われたものです。
https://www.hama-med.ac.jp/uni_introduction_event.html
今回は、『医療機器開発における知的財産権と薬事法(医薬品医療機器等法)』と題し、当法人の山越淳(弁理士)が講演を行いました。
特許法をはじめとする知的財産権と、医療機器の規制を行う医薬品医療機器等法(旧薬事法)はいずれも異なる法律で一見関係がないように見受けられますが、医療機器の製造、開発を行う上で大切な法律です。本講演では医療機器を取り扱う企業にて医薬品医療機器等法(旧薬事法)に関する手続きの経験もある山越が、医療機器の開発にあたって留意すべき特許法の規定の説明や、薬事法と特許法の対比説明を行い、医療機器産業に参入するためにはどのような点を戦略的に考慮する必要があるかを説明いたしました。さらに「医薬品医療機器等法(薬事法)、特許法を考慮した医療機器の開発」と題して、医薬品医療機器等法(薬事法)に詳しい弁理士ならではの観点から、「想定されるビジネス上のリスク、問題」「医療機器の開発、製造、販売に当たって留意すべき事項」に関してノウハウをご説明いたしました。
講演後は、質疑応答が行われました。質疑応答の時間では知財や薬事法に関連した様々な質問が活発になされ、受講者の関心の高さが伺えました。
参加された方からは、” 医薬品医療機器等法(旧薬事法)と知財の両方の側面から医療機器の開発を行う事の大切さがよく分かった。” ”現在懸案としている事項が話題となっておりよかった。” ”保険適用の話など、知らない情報が得られて良かった。”等の暖かい感想を頂くことができました。
セミナーは終始和やかな雰囲気で行われ、受講者の皆さんが熱心に話に耳を傾け、活発に質疑をする姿から、医療機器産業への関心の高さを改めて伺う事ができました。
※セミナーにて使用したテキスト等をご希望の方は、【『医療機器開発における知的財産権と薬事法(医薬品医療機器等法)』のテキスト希望】の旨と、【貴社名、および担当者名】をご記載のうえ、こちら宛にご連絡ください。