2016年2月9日
[ 東京支店情報 ]
公益財団法人 大田区産業振興協会主催のセミナー(開催済み)の報告 『医療機器業界参入セミナー ~知財と薬事から見たビジネス戦略~』
この度、公益財団法人 大田区産業振興協会 主催 『第20回 高度技術・技能展 おおた工業フェア』にて、当法人の山越淳(弁理士)が、『医療機器業界参入セミナー ~知財と薬事から見たビジネス戦略~』というテーマで講演を行いました。
主催:公益財団法人 大田区産業振興協会
場所:大田区産業プラザPiO
東京都大田区南蒲田1丁目20-20
日時:平成28年2月4日・5日・6日 10:00~17:00
「おおた工業フェア」は東京都大田区の優れた技術・技能を広くアピールすることを目的に開催する展示会です。新たな技術や発注先との出会いを求める企業の方々を中心に、毎年数千名の方が来場します。
今回は、同フェアに併設して行われたセミナーにて、当法人の山越淳(弁理士)が『医療機器業界参入セミナー ~知財と薬事から見たビジネス戦略~』と題し講演を行いました。
特許法をはじめとする知的財産権と、医療機器の規制を行う医薬品医療機器等法(旧薬事法)はいずれも異なる法律で一見関係がないように見受けられますが、医療機器の製造、開発を行う上で大切な法律です。本講演では医療機器を取り扱う企業にて医薬品医療機器等法(旧薬事法)に関する手続きの経験もある山越が、医療機器の開発にあたって留意すべき特許法の規定の説明や、薬事法と特許法の対比説明を行い、医療機器産業に参入するためにはどのような点を戦略的に考慮する必要があるかを説明いたしました。さらに「医薬品医療機器等法(薬事法)、特許法を考慮した医療機器の開発」と題して、医薬品医療機器等法(薬事法)に詳しい弁理士ならではの観点から、「想定されるビジネス上のリスク、問題」「医療機器の開発、製造、販売に当たって留意すべき事項」に関してノウハウをご説明いたしました。
講演後は、質疑応答が行われました。質疑応答の時間では知財や薬事法に関連した様々な質問が活発になされ、受講者の関心の高さが伺えました。
受講者の皆さんが熱心に話に耳を傾け、活発に質疑をする姿から、医療機器産業への関心の高さを改めて伺う事ができました。
※セミナーにて使用したテキスト等をご希望の方は、【『医療機器業界参入セミナー ~知財と薬事から見たビジネス戦略~』のテキスト希望】の旨と、【貴社名、および担当者名】をご記載のうえ、こちら宛にご連絡ください。