2015年8月12日
[ 東京支店情報 ]
東京女子医科大学 先端生命医科学研究所 先端工学外科学分野主催のセミナー(開催済み)の報告 『医療機器開発における知的財産権と薬事法(医薬品医療機器等法)』
この度、東京女子医科大学 先端生命医科学研究所 先端工学外科学分野 主催 「医療機器の企業 “Finisher”人材を創出する座学・実学融合プログラム」にて、当法人の山越淳(弁理士)が、『医療機器開発における知的財産権と薬事法(医薬品医療機器等法)』というテーマで講演を行いました。
主催:東京女子医科大学 先端生命医科学研究所 先端工学外科学分野
後援:東京慈恵会医科大学
東京大学大学院 工学系研究科附属 医療福祉工学開発評価研究センター
場所:東京都新宿区河田町8-1 TWIns 3階 セミナールーム
日時:平成27年8月3日 午後1時~午後4時30分
本セミナーは、AMED 平成27年度国産医療機器創出促進基盤整備等事業、国産医療機器開発のための事業化研修プログラムとして行われたもので、既に医療機器産業に参入している大手企業から、参入を検討している中小企業まで100人を超える受講者が参加していました。
今回は、『医療機器開発における知的財産権と薬事法(医薬品医療機器等法)』と題し、当法人の山越淳(弁理士)が講演を行いました。
特許法をはじめとする知的財産権と、医療機器の規制を行う医薬品医療機器等法(旧薬事法)はいずれも異なる法律で一見関係がないように見受けられますが、医療機器の製造、開発を行う上で大切な法律です。本講演では医療機器を取り扱う企業にて医薬品医療機器等法(旧薬事法)に関する手続きの経験もある山越が、医療機器の開発にあたって留意すべき特許法の規定の説明や、薬事法と特許法の対比説明を行い、医療機器産業に参入するためにはどのような点を戦略的に考慮する必要があるかを説明いたしました。さらに「医薬品医療機器等法(薬事法)、特許法を考慮した医療機器の開発」と題して、医薬品医療機器等法(薬事法)に詳しい弁理士ならではの観点から、「想定されるビジネス上のリスク、問題」「医療機器の開発、製造、販売に当たって留意すべき事項」に関してノウハウをご説明いたしました。
講演後は、質疑応答が行われました。質疑応答の時間では知財や薬事法に関連した様々な質問が活発になされ、受講者の関心の高さが伺えました。
セミナーは終始和やかな雰囲気で行われ、受講者の皆さんが熱心に話に耳を傾け、活発に質疑をする姿から、医療機器産業への関心の高さを改めて伺う事ができました。
※セミナーにて使用したテキスト等をご希望の方は、【『医療機器開発における知的財産権と薬事法(医薬品医療機器等法)』のテキスト希望】の旨と、【貴社名、および担当者名】をご記載のうえ、こちら宛 (yamakoshi@patent.gr.jp) にご連絡ください。