2019年11月11日
[ 東京支店情報 ]
東京女子医科大学 先端生命医科学研究所 先端工学外科(FATS)主催セミナー「医薬品医療機器法と特許法」(開催済み)の報告
この度、にて、当法人の山越淳(弁理士)が、『医療機器開発における知的財産権と医薬品医療機器等法』というテーマで講師をしました。
2019年度 AMED次世代医療機器連携拠点整備等事業
世界産品創出のために医工融合Finisherを練成する新結合拠点整備事業セミナー
ミドルコース
主催:東京女子医科大学 先端生命医科学研究所 先端工学外科(FATS)
場所:東京女子医科大学 弥生記念講堂
日時:令和元年11月 6日(水)
10:30~17:30
今回の女子医大でのセミナーは、AMED(国立研究開発法人日本医療研究開発機構)の次世代医療機器事業にて行われるセミナーで、「ベーシックコース」、「ミドルコース」、「アドバンスドコース」のコースが開催されています。今回は、当法人の弁理士である山越が、「ミドルコース」のセミナーおいて『医療機器開発における知的財産権と医薬品医療機器等法』というテーマで講師を担当させていただきました。
特許法をはじめとする知的財産権と、医療機器の規制を行う医薬品医療機器等法は、いずれも医療機器の製造、開発を行う上で大切な法律です。今回のセミナーでは医療機器を取り扱う企業にて医薬品医療機器等法(旧薬事法)に関する手続きの経験もある山越が、医療機器の開発にあたって特許法上の留意すべき事項や、医薬品医療機器等法と特許法の対比説明などを行い、医療機器産業に参入する際に、この二つの法律のどのような点を考慮した上で、どのような事業戦略を進めていけば良いかについて主にお話をさせていただきました。
また、医薬品医療機器等法にも詳しい弁理士ならではの観点から、過去に医療機器産業に参集した企業をサポートした経験等に基づき、医療機器産業に参入する上で想定されるビジネス上のリスクや問題、医療機器の開発、製造、販売に当たって留意すべき事項等について事例を交えながらそのノウハウをご説明いたしました。
講演後には、受講者の方々から知財及び医薬品医療機器等法に関する質問が多くなされ、医療機器産業における知財などの関心の高さを改めて伺う事ができました。
※セミナーにて使用したテキストをご希望の方は、東京女子医科大学 先端生命医科学研究所 先端工学外科(FATS)主催セミナー「医療機器開発における知的財産権と医薬品医療機器等法」のテキスト希望】の旨と、【貴社名、および担当者名】をご記載のうえ、こちら宛にご連絡ください。