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中国知財事情と名古屋国際特許業務法人の中国関連サービス

 皆様もご存じの通り、昨今、中国における知的財産に関する動向は、目まぐるしく変化しております。今回は、最近の中国の知的財産に関するニュースを皆様にお知らせいたします。

世界知的所有権機関(WIPO)は、2011年2月9日付で、2010年における中国のPCT出願件数が世界第4位になったことを公表しました。また、世界でのPCT出願件数については、中国企業2社が、世界トップ10内に第2位と第4位としてランクインしております。

なお、2010年における中国の特許に関する主なデータは、下記のようになっております。
・中国における特許出願件数:39.1万件(前年比24.1%増
 [因みに、中国外からの特許出願件数は、前年比15.3%増]
・中国におけるPCT出願件数:12,337件(前年比56.2%増
・中国において特許権利化された件数:13.5万件
 [中国企業が権利者である特許権の件数:8万件(全体の59.3%)]
   ※分野毎の中国企業の割合:
     *“材料、冶金”、“医薬品”分野では、8割超が中国企業
     *“デジタル通信”、“電信”分野では、6割超が中国企業
     *“コンピューター”分野では、5割超が中国企業
       {但し、“半導体、光学、運送、医学技術”分野では、中国外の企業が5割以上を占めています。}

 また、中国政府は、今後、知的財産に関する国際的競争力を向上させるため、中国企業(中小企業、個人等)に対して、PCT出願の費用についての援助を継続的に強化する方針を発表しております。
 さらに、2010年において中国の裁判所が受理した知的財産に関する民事事件の件数は、41,718件(前年比36.7%増)となっており、増加する傾向になっています。

 上記の中国の特許に関するデータからは、中国政府及び中国企業が、ここ数年において、知的財産を重視する戦略を続けていることの結果が出てきているものと考えられます。
 また、上記の中国における知的財産に関する民事事件の件数のデータからは、中国国内における特許権保護の意識が向上しているのでは、と考えられます。


【名古屋国際特許業務法人のサービスのご紹介】

 上記のような中国の知的財産の現状から、
「中国市場への進出を早急に進めるとともに、中国における知的財産についても検討しなければいけない!!」
「既に、中国市場へ進出したが、中国における知的財産権については、検討していなかった………一刻も早く検討しなければいけない!!」
 と感じられた方は、当法人にご相談下さい。
 当法人には、技術的知識の豊富な中国人技術スタッフが在席しており、中国の知的財産に関する豊富な経験に基づき、下記のような各種サービスを提供させて頂いております。

 ・中国特許/中国意匠/中国商標出願サービス
 ・中国語書類(技術的内容の書類、特許公報等)チェックサービス
 ・中国特許/中国商標調査サービス
 ・中国における知的財産の紛争に関する各種ご相談


ご質問・ご相談がありましたら、ご遠慮なくお問い合せ下さい。


弁理士 石原啓策

サービス紹介

2015年5月26日 【国際商標協会(INTA)年次会議(2015年:サンディエゴ(米国))への参加報告】
2012年7月30日 国際商標協会(INTA)の年次会議(2012年:ワシントンDC)への参加報告
2011年6月6日 中国商標調査サービス
2011年5月18日 ヨーロッパで強力な特許群を構築する
2011年5月2日 米国特許の活用
2011年3月9日 中国特許・中国商標調査サービス
2011年3月8日 中国知財事情と名古屋国際特許業務法人の中国関連サービス
2010年7月12日 米国特許を宝の持ち腐れにしないために
2010年6月24日 よくある問い合わせ 第4回 意匠・商標
2010年5月18日 よくある問い合わせ 第3回 特許(後編)
2010年2月19日 よくある問い合わせ 第2回 特許(中編)
2009年12月11日 法務サービス(相談・交渉の事例)の紹介
2009年11月27日 よくある問い合わせ 第1回 特許(前編)
2009年7月24日 退職者による技術流出対策
2009年7月21日 下請けからの脱皮方法
2009年6月8日 企業内での研修サービス
2009年5月22日 特許無効審判に関する新サービスのご紹介
2009年4月20日 ソフトウエア開発にまつわるトラブル対応
2009年3月2日 記載不備に関する拒絶理由について
2009年2月21日 権利譲渡又は実施許諾の用意に関する公報掲載申込みについて
2008年12月25日 お店の名前は商標登録できます

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