2012年7月30日 [ サービス紹介 ]
国際商標協会（ＩＮＴＡ）の年次会議（２０１２年：ワシントンＤＣ）への参加報告

　２０１２年５月５日（土）から５月９日（水）までの期間中、アメリカの首都ワシントンＤＣで開催された国際商標協会（ＩＮＴＡ）の年次会議（以下、単に「ＩＮＴＡ」といいます。）に、当法人の副代表弁理士　石原啓策と弁理士　小早川俊一郎の２名が参加しました。

　ＩＮＴＡは、知的財産に関する国際会議の１つであり、主に「商標」に関するトピックが議題として扱われます。そのため、参加者の大半は、商標系弁護士・弁理士ですが、近年では、商標系弁護士・弁理士だけでなく、特許系弁護士・弁理士も多く参加されております。

　そして、例年、世界各国から数千名の商標系弁護士・弁理士等がＩＮＴＡに参加しますが、今年は例年と比べて参加者が多く、延べ９３００名以上の商標系弁護士・弁理士等が参加しました。

　以下の写真は、ＩＮＴＡ会場内の写真です。




　このＩＮＴＡでは、主に「商標」に関するトピックが議題として扱われ各国の商標系弁護士等が議論等を行いますが、その一方、会場には、例年、会議参加者が利用できる打ち合わせエリアが設けられており、会議参加者同士の打ち合わせが可能となっています。
　今年のＩＮＴＡにおいても下記写真のように会場内に打ち合わせエリアが設けられておりました。



　当法人も、上記打ち合わせエリア等にて、例年同様、日頃から取引のある外国の特許商標事務所や今後取引の可能性のある外国の特許商標事務所など、多数の特許商標事務所との間で打ち合わせを行いました。
　打ち合わせでは、互いの国の法制度に関する最新情報について情報交換するとともに、当該最新情報を踏まえて、当法人が現在、日本のお客様に提供しているサービスの改善方法および今後日本のお客様に提供できるサービスの内容等について議論致しました。
また、例年同様、個別案件についても直接深い議論を行うことも出来ました。

　さらに、今回のＩＮＴＡ参加の機会を利用して、米国内にある複数の取引先特許商標事務所および取引先現地企業への直接訪問も行いました。米国内にある複数の取引先特許商標事務所および取引先現地企業の担当弁護士等と直接顔を合わせて意見交換を行うこと等により、今まで以上に米国内の取引先特許商標事務所等と連携して行う仕事がスムーズに進むことが期待できます。

最後に、今回のＩＮＴＡのオープニングセレモニー会場およびグランドフィナーレ会場の様子等を表わした写真を紹介させて頂きます。

まず、今回のＩＮＴＡのオープニングセレモニー会場およびグランドフィナーレ会場の様子です。グランドフィナーレは「Newseum」という博物館を貸しきって行われました。




下記写真では、グランドフィナーレ会場から見ることが出来た「Capital Hill」の外観が写っています。




弁理士 石原啓策
弁理士 小早川俊一郎